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週刊宝石 1996年12月5日号
 
●吉田商店          
江戸川のタバコ店に舞い込んだ金運

総武線の新小岩駅からバスで5分。京葉道路と船堀街道の交差点にある町のタバコ屋さんが、実はとんでもない実力店なのだ。
「宝くじを扱い始めた14年前、いきなり東京都の宝くじで1千万円を当てたのに、当時は銀座や有楽町で買う人ばかり。誰もここで宝くじを売ってるなんて気づいてもくれなかたった。あんまり売れないから何度もやめようと思いましたよ」と、吉田夫婦は苦しかった当時を振り返る。
  転機は5年後に訪れた。この店かから1等前後賞9千万円が出たと、第一勧銀から幸運の知らせが舞い込んだのだ。
  5万円かけて1等当せんの看板を作り、強運の店をアピール。この積極的な姿勢が吉と出たか、1億円の大台でまたもヒット。さらに1億2千万円、1億3千万円と賞金のアップのたびに1等を連打。超穴場として一躍有名に。
  新たに『1等賞金増額のたびに1等が必ず出る因縁のある不思議な売り場』という看板も作った。
「占い師さんによると、ウチは立地がいい。右前のあさひ銀行の脇から朝日が出て、反対隣のさくら銀行の前には年末ジャンボの冬に咲く桜があるんです。これに挟まれた三角地帯の頂点のウチに金運が留まると。いまや24時間寝ても覚めても考えるのは宝くじのことばかり。でも大台のプレッシャーはありませんよ。」
  絶好調の吉田夫婦は余裕の表情。賞金アップで5連チャン新看板は発注済み!?
     (週刊宝石 1996年12月5日号)
  
(有)吉田商店